開業に必要な資格って?
脱毛サロンを開業するにあたって、国が定める資格は実は存在しません。
これには脱毛サロンで施術される脱毛が光脱毛と呼ばれ施術の際、医師免許が必要になるレーザー脱毛と違い医療行為でなく美容を助けるための行為になるからです。
光脱毛器は機械の仕組みはレーザー脱毛器と同じですが、光の出力が弱くなっているため、免許を持たないエステティシャンでも施術をすることができるようになっています。
レーザー脱毛よりも光のパワーが弱い分、効果が出るまでに時間がかかりますが、光を当てた時の痛み・肌への負担も少ないため利用者が増えていることもあります。
レーザー脱毛は、強い光を当てて毛根部分を破壊する行為になるため、それだけ肌への負担も大きくあらかじめ麻酔などで痛みを軽減するクリニックもあるほどです。
光が強い分効果も早く出てきますし、医療機関での施術の為、万が一肌トラブルが起きたときはスムーズに対応できるのが医療機関の強みでしょう。
機械のパワーが違うので、脱毛完了までの速さの違いを埋めることができませんが、施術した際のスタッフの話術やお店自体の雰囲気などで満足度は埋めることはできます。
そして医療機関でもサロンでも、お客様の肌に直接触れて施術をしているため、絶対にトラブルがないとは言い切れません。
そういった本来なら失礼に当たる時の対応や誠実さでお客様が「またここに来たい」と選んでくれるようなお店作りをしていくことが成功するための大切なことではないでしょうか?
ちなみにエステには国の機関が決める資格制度はありませんが、民間の協会や連盟による認定資格というものはあります。
それぞれの団体によって資格の種類は違いますが、そのどれもが基本的な知識や技術を持っていると認められなければ習得でき気ないものです。
いくら開業に資格は必要がないとしてもそれらを持っていると、より自分に自信をもってお客様にサービスを提供できるので取得しておくといいでしょう。
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