脱毛サロンを開業するために
実は脱毛サロンを開業するには、国が定めた資格はいりません。
これは光脱毛器と呼ばれるエステサロンでも脱毛の施術が可能な美容機器と呼ばれる機械を使うからです。
ただしレーザー脱毛器を使用する場合は、医師免許が必要になります。
これは医師法第17条『用いる機器が医療用であるか否かを問わずレーザー光線またはその他の強力なエネルギーを有する光線を、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為は医師免許を有しない者が業として行う』に違反してしまうためです。
そのためすべての脱毛サロンはレーザー脱毛よりもパワーを弱めた光脱毛による『減毛処理』を行っています。
光脱毛はレーザー脱毛のパワーを弱めた分痛みが少ないのが特徴ですが、それでも肌を直接刺激して施術をしているので、万が一火傷を負わせたりお客様の肌が機械に合わずなんらかのトラブルを引き起こすことがあるかもしれません。
そのようなことが起こってしまった場合のために、脱毛機器のメーカーが保険や医療機関を紹介してくれるサービスもあるので脱毛機器を用意する際には絶対に調べておいたほうがいいでしょう。
施術をするために、脱毛器は必要不可欠になります。
少し前までは高価だった機械も、今は比較的値段が落ちてきて百万円台から購入することができたり、レンタルも可能になっています。
脱毛器の性能は昨今のお客様でも調べようと思えばすぐに情報を調べられるので、高性能なものならそれだけでも集客につながってもくるのでもし資金に余裕が持てるなら機械の性能のことを考えてみてもいいでしょう。
いくら開業にあたり、資格は必要ないといってもお客様の大切な時間とお金を使ってもらっている以上、脱毛のプロフェッショナルとしての対応が求められます。
機械の操作はもちろんですが、脱毛の施術をするために必要な知識、お客様がムダ毛について悩んでいるからこそサロンに通うという選択をしたのでそれに応えられるスキルを持っておきましょう。
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